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エロゲレビュー:ChuSingura46+1

おつかれさまです。
ついさっきプレイし終わった「ChuSingura46+1」のレビューもとい感想を書こうと思います。

構成としては、かの有名な元禄赤穂事件、その仇討ちをもとにした仮名手本忠臣蔵を下地に置き、キャラクターの名称も史実通りに統一、メインヒロインは大石内蔵助、堀部安兵衛、大石主税、矢頭右衛門七の4名を女性化したものとなっておりました。今作はその中心蔵の舞台に、現代から主人公がタイムスリップして迷い込んでしまう、というところからお話が始まります。

大石内蔵助は言わずもがな、赤穂浪士の吉良家討ち入りの際の大将。浅野家の家老です。
大石主税は内蔵助の実子。討ち入りには最年少での参加となりました。今だと15歳くらいだったそうです。
堀部安兵衛は、忠臣蔵のドラマを観た方なら誰でも知っているであろう赤穂浪士の中でも名だたる剣豪。
そして矢頭右衛門七は、病死した父の代わりに盟約に加わり討ち入りを行った人物です。

私の忠臣蔵、もとい今作「ChuSingura46+1」についての知識はこれだけでした。昔、正月特番でやっていた忠臣蔵のドラマを見てうっすらと覚えていたことに加えて、大石内蔵助、大石主税の二名が滞在した京都の土地が私の地元だったこともあって興味はあったのですが、プレイし終わった今となってはこのあくまでも史実をなぞったシナリオを何度もループしたことによってより鮮明な知識となりました。

プレイ時間はもろもろ込みでだいたい5日くらい。正直、クリックする手が止まらないくらい、ガッツリのめり込んでしまいました。それでもクリアにこれだけの時間がかかったってことはシナリオがそれだけ厚かったってことだと思ってください。

この作品は、よくある恋愛シミュレーションゲームのパターンのひとつである選択式ヒロイン方式ではなく、それぞれのシナリオにヒロインが1名割り当てられる形となっています。はじめプレイできるのは仮名手本忠臣蔵編だけで、そこからシナリオロックをひとつずつ解除していくようになっており、また前述のとおりひとつひとつのシナリオだけでも相当なボリュームを持っているので、長ったらしいテキストや非選択式ヒロイン型シナリオが苦手な方は少しシンドイかもしれません。

まずプレイして思ったのは、キャラクターの立ち絵が動く動く。スクリプト多用しまくり。それでいてそんなに動作が重くない。あとCGの数がめちゃくちゃ多いです。Hシーン自体の数は多いとは言えませんが、シナリオの山場や要所要所には必ず詳細なCGが織り込まれるし、ともすればそのCGの中のキャラクターがアクションを起こすことも。すごすぎ。どうなってるんやろ。

ルートについて軽く触れておきますと、すべての基礎となる仮名手本忠臣蔵編。ここでは大石内蔵助が攻略できます。プレイしはじめたらかならずはじめに通るこのシナリオで、プレイヤーは今作の基軸となる史実、ドラマを焼き付けられます。ここをもとにして話が膨らんでいくのが見て取れて興奮を禁じえませんでした。

次に、堀部安兵衛をヒロインに据えた江戸急進派編。ここでは赤穂浪士内部でも過激派に位置していた江戸急進派の人間模様が映し出されます。もちろん、世が世なのでキャラクターの生死に関わるお話も登場しますし、その場面での演出や声優さんの演技に思わずポロっと泣かされました。

これをクリアすると、大石主税とともに討ち入りを成功させようと立ち上がる百花魁編が開放されます。主税の健気さ、純粋さに癒されながらも、貫く武士道の形を考えさせられるお話です。かわいい女の子パコって大団円ってわけにいかない切なさ、それを引き出す演出の嵐。時代柄、そして主人公にも現実というものが待っている以上、ヒロインと迎える未来がどれもこれもが都合のよい終わり方をするタイムリープ時代劇なわけがないということを見せつけられます。

これに加えて仇華・宿怨編、そしてラストチャプターとなり得る最終章が存在するのですが、あんましネタバレしてもつまらないのでシナリオに関してはここらで占めておきましょう。


作品の印象としては、当然ながら登場キャラクターが図抜けて多い。しかしそのどれもに光る個性があり、風呂敷をたたみ損ねた群像劇によくある「あれ?こいつだれやったっけ?」みたいな影の薄いキャラクターは一人もいませんでした。

史実をもとになぞり、あくまで歴史に則った動きに沿いながらも、その裏で起こるさまざまな人間絵巻が見られて、有り体に言えばすごく面白かったです。さっき見たばかりの最終エンディングで流れた、エレナ姉さんの歌うエンディングテーマ曲の歌詞。ここにプレイしてきたシナリオの一切合財が詰まっていて、達成感と心地よい疲労と少々の悲しみに心を一気に持って行かれてしまいました。

ここからは某SNSサイトに書き込んだとおりですが、これまでそこそこタイムスリップ時代絵巻モノや、歴史をもとにしたキャラクターでつくったえっちげーむをプレイしてきたけど、ここまで忠実に練り上げて大団円にまで持って行ってしまったこの作品の展開力にはグウの音も出ません。


ひさしぶりにプレイしたエロゲがこの作品でよかった、そんなことを自然と思わせてくれました。





そんな感じです。駆け足で記事を書くのは、一刻も早く作品の余韻に浸りながら眠りたいから。記事はあとから追記するかもしれないし、しないかもしれません。ここらで筆を置かせていただこうと思います。
ここまで読んでくださってまことにありがとうございました。
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てのり

Author:てのり
激しい音楽が好きです。
小説も書いて新人賞に投稿したりしてます。
ときどき動画もあげてます。

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